高校生の夏の夜、友人の住むアパートへ自転車で遊びに行った。
アパート下で 人だかりができて何か騒いでいる。その中に友人が見えた。
近づいて何事かと聞くと、「下着泥棒を捕まえはったんや!あそこに転がっとる奴。」
見ると、人だかりの中 頭を抱えてうずくまっている若い男がみえた。
その男の真近かで囲んでいるのは被害者の家族のお父さんと息子なのだろうか、
「このボケの変態が!警察まだか?」と言って、ぼこぼこに小突いていると、
「ごめんなさい。ごめんなさい。もうしません!許して下さい。う~・・」
「ごめんで済んだら警察いらんのじゃ、ボケ!」と言ってまた小突く・・。の
繰り返しが見えた。野次馬の近所のオバサンの話が聞こえる、被害者のお母さん、
娘さんの、洗濯物で女性のパンティ肌着、下着、学生水着、がよく盗まれていたらしい。
体操服のブルマなんかも盗まれてたんやで。とびっくりして話をしていた。
しばらくして警察のパトカーが来ると、その若い下着泥棒は連行されて行った。
南こうせつ風の兄ちゃんで、どっかの大学生だったらしい。